法を破るのは法を守るよりも簡単だ。ヒッソリと早朝にでも警戒区域に入り込めばいい。事実、それをやっていたボランティアも居たようだ。偽造の許可証なんてカラーコピーをすればよい。星広志はやはりそれをネタに堂々とWeb上に公開したり、本を出版したりした事だ。やはり、何度も言っているが人々の注目を集めたかったのだろうと推測してしまう。それによって警備が強化されたのも事実だ。
警察が邪魔だから警備を突破しよう→頑張っている姿をWebで公開して募金を募ろう→おや、何か新製品のアイディアが浮かんできたぞ→逮捕→警備が更に強化。
冷静に考えればこんな流れは予測できたでしょうに。本能のままに赴くからこうなる。
彼が法を破って救った命があったのは事実だが、警備が強化されて救えなくなった命がある事も理解してほしい。紛れもなくこれは彼の功罪だ。
彼の会社内、又は家庭内での問題での身勝手なら世間的な影響は殆どない。しかし、本件での身勝手はそうはいかない。それに勾留・拘留が長くなれば、警備が強化されている今、彼のような化け物が出現する事を期待するしか望みが無い。果たして世間はそこまで望んでいるのだろうか。
限られた条件の中で最適な方法を生み出すのがミクロ経済上でのゲーム理論。結局、動物愛護はやりにくくなり、彼のみがゲームを楽しめる事となりかねない。
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ここによると、彼は交通行政での係争で文句を言うだけじゃ何も変わらないと学習したそうだが、過激なアピールをしたところでも何も変わらないと今回は学習しただろうか。また3つの会社を経営してたそうだが、そろそろマネージメントには向いていないという事を学習してほしい。